【水晶惑星】~地球のかけら専門店~のブログ

水晶惑星がお届けする、鉱物雑感や、石が出てくる本について、また、水晶・鉱物・原石・天然石ブレスレットなどの紹介を綴っています。

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自分の中の原石

先週、ジブリ作品の「耳をすませば」がテレビで放送されました。

柊あおいさん原作のこの物語は、1995年に映画化され、
中学3年生の月島雫(つきしましずく)と、天沢誠司(あまさわせいじ)の成長と恋を描いた
なんとも爽やかな青春ストーリーです。

この映画が公開されたとき、私は短大生でしたが、
中学生の思い出も遠のき、かといって大人になりきれていたわけでもないので、
この映画に関しては「無反応」でした。

ジブリ作品は大好きで、ちょうど『風の谷のナウシカ』の漫画も最終巻が出版され、
卒論ではナウシカをテーマに決めてしまったほどのファンでしたが、
『耳をすませば』に関しては、
「ふーん、中学っていいな、初恋っていいな、ってゆーことか?」と、
非常に乏しい感想しかありませんでした。

でも、改めてみてみると。
なんてなんて、メッセージのこもった作品なんでしょう!!

私は原作を読んだことがないので、映画と原作の違いはわかりませんが、
映画に関しては、とても深い愛情で、主人公たちをそして中学世代の若者たちを
応援し、励ましている作品です。

雫の両親と姉、そして誠司の祖父、繊細で揺れ動くふたりを
いろんな思いを持ちながらも、温かいまなざしで見守り、
そして要所要所、非常に重要なアドバイスで背中を押してあげます。


特に、誠司の祖父の役目は非常に重要で、雫の成長に大きな影響を与えることになります。

小説を書いてみたいが自分に自信がないという雫に、誠司の祖父は

  あなたや誠司は磨かれてない原石だ。

と、雲母片岩に結晶した緑柱石の原石を見せて励まします。

磨けば宝石になる可能性を持っている、その原石を自分の中に見つけてどう磨けば美しく輝くか、
それを探すのは大変だけれど・・・やってみてごらん、と。


そして雫は背中を押され、不安ながらもあふれんばかりの雫の世界を
原稿用紙に書き続けます。
その、書き上げた小説を読んだ誠司の祖父は、
震えながら待っていた雫に

  ありがとう、雫さん。
  あなたの切り取ったばかりの原石を見せてもらいました。
  あなたはすてきです。

と最高の言葉で受け止めます。

もちろん、最高傑作でもない、作品として完成されたわけでもない作品ですが、
雫の胸のうちにもつ輝かしい原石を、それでいい、いいんだよ、あなたはすばらしい、すてきだ、と
愛おしさと、まぶしさと愛に満ちた表情で称えます。

受け止めてもらった、雫は「ワッ~!!」と号泣。

そして、乗り越えた雫は自分の進むべき道を見つけることができます。


この物語は誠司との恋物語も重要ですが、
この年(?)になると誠司の祖父や雫の両親の思いもよくわかり、

がんばれ!雫!

とひたすら応援モード。(笑)

何度、泣いてしまったことか。
年をとったものです。(いや、そんなでもないですが・・・苦笑)

ジブリ作品には本当にいろんな形で石がでてきます。
石に重要なキーを持たせ、こちらに投げかけてきます。
石にこめられた数々の思い、
石好きさんなら、すぐわかっちゃいますね。

ちなみに、雫の小説『バロンのくれた物語』の中の回想シーンには
井上直久さんという画家の世界が広がります。
非常に幻想的で、繊細なタッチ、異次元で夢のような空間が、
雫の小説の物語の豊かさを物語っているようです。

公開当時は「無反応」な私のはずでしたが、
井上さんの絵本は持っています。(笑)



アズライト&マラカイトアズライト&マラカイト

フローライト原石ピンク・フローライト

アゲートジオードアゲートジオード




記事担当:北川



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水晶、天然石、鉱物、原石の販売
http://www.s-waku.com/


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